温度差がない家。住宅が快適であるという意味とは。建てるために必ず勉強しておくこと。温度差で死亡するメカニズム。

こわい!温度差で死亡者続出。

自宅にいるときに石油ファンヒーターやエアコンで部屋を暖めます。

一日中家にいると仮定したとき、生活するスペースや部屋を重点的に暖めるので、用事がなくほとんど行かない他の部屋を石油ファンヒーターやエアコンをつけてずっと暖かくて快適な部屋にしておくことはもったいありませんね。

そんなことをしたら、毎月の石油代も電気代もびっくりするぐらいかかってしまいます。仮にソーラーを乗せていたとしても、日照時間の少なくなってくる今の時期には発電した分以上の電気代を使ってしまったら大赤字です。

しかし、生活スペースの温度を20度設定で、部屋を暖めて快適に過ごしているつもりでも、大人の顔の高さあたりの温度は約20度を保っていますが、足下は約15度程度まで下がってしまい5度の温度差が発生しています。極端に言えばダウンコートを着ているのに、足下はビーチサンダルみたいな、「何そのカッコ」、とつっこみを免れない状態です。

赤ちゃんがいるお宅では、赤ちゃんがハイハイをしている床付近の温度は大人が感じている温度より低く、赤ちゃんが風邪を引きやすいといったことはこういったことが要因で起こっています。赤ちゃんがだっこを求めているときは、寒くてハイハイもしてられねえんだよと訴えていると思ってください。

床暖房をつけていない限り、石油ファンヒーターやエアコンでは床自体の温度を上げることはできないのです。

冷え性の方にとったら死活問題に相当します。履いても履いても冷たい足。顔は熱くて真っ赤っかなのに足首と足先が冷えて冷えて仕方がない。安心してください。

決して更年期障害ではありませんよ。

住宅の構造上の問題です。熱が上に上がって顔ばかりをほてらせて足下が温まらないから、設定温度を上げて部屋の温度を上げて、また顔だけが熱くなるスパイラルになっているだけなのです。

 

こんな体温の繰り返しを行っていると心臓に負担がかかります。

 

交通事故で死亡するより危険

石油ファンヒーターやエアコンで暖かくなった部屋から廊下に出ると、すごく寒いと感じる家は快適な家とは言えません。

廊下に出ると寒いからトイレに行きたくないと思ってがましてしまうことありませんか。トイレでもおしりを出すと寒くてお腹壊しそうですよね。

 

わかります。その気持ち。

 

我が家でもリビングは石油ストーブで18度設定になっているため、リビングにいるときは寒さを感じることなく快適だなと思いながらテレビを見ています。石油ファンヒーターにジャバラの筒を取り付けてこたつに熱を引き入れているからこたつの中は楽園です。リビングの温度も15度はありますから、この部屋だけで生活する分には寒さによる苦痛やストレスは感じません。

だけど、トイレに行かないわけには行かない。寒くてトイレに行きたくないからといって漏らしちゃうわけにはいきませんよ。おしりを出すのは嫌だけど取りあえず便座は暖かいから我慢できます。

便座を暖かくする機能が発明されていなかったら、と思うと悲鳴を上げそうです。

たまに公衆便所にはありますね、冷たいままの便座。

生活スペースの温度差は交通事故より危険をはらんでいます。

 

ヒートショック

暖かい部屋から寒い部屋に入ったときに起きる血圧の変化で脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまうことを言います。今では誰もが知っている言葉ですが、家を建てるとなったらこの部分は深く広く勉強していかなければ快適ないい家は建てられません。まだまだ死ぬ予定じゃないのに、たかが温度の変化でなんて死にたくないです。こんなんで死んだら人生もったいなすぎます。

 

赤ちゃんからお年寄りまでが快適と感じる家を建ててこそ、いい家を建てたなと実感できると言い切れます。今やどこのハウスメーカーや工務店でも快適工法を売りにしています。だけど、内容は同じじゃない。売りにしている良いところだけを集約して家を建てたらどんなに快適な家ができるのだろうと思うくらい、いいなと思うとことろとそうでないところがあります。

そのうち、どこかの金持ちがハウスメーカーから工務店から全部の良いところだけを見繕って家を建てることをするかもしれません。いや逆にそんな家見てみたい。

 

快適な家がどんな家なのかを理解した上で、話を進めると出来上がりに差がつきます


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